自粛生活が続く昨今、この機会を利用して自分の生活習慣や体調を見直している方が増えてきたように感じます。
睡眠時間や寝具にこだわってみたり、ダイエットや筋トレをはじめたりなど、人それぞれの課題があるなか、あなたはどんなことに興味を抱くでしょうか。
私はというと、自室に籠っている時間が長いせいで、毎日触れるものや見る景色が限定されてしまうことにすごくストレスを感じていました。
ただただうなだれる日々を過ごしていた時、ふと姿勢を正すと目の前には真っ白で何もない石膏ボードの壁があり、つまらない部屋に住んでいるつまらない自分に苛立ちました。
そんな生活にしびれを切らしたある日、突然思いついたのです。
そうだ、部屋を面白くしてみよう。と・・・。
はじめのうちはインテリアの知識がまったくなかったので、SNS上の画像やS海外ブログに掲載されたルームツアーなどといったコンテンツを見て、とにかく好みのレイアウトを探していただけでした
が、だんだんとおしゃれに見えるインテリアのロジックに興味が沸き、専門書を読んでみたりズームで講習会に参加するなどしました。
そして、専門的な知識を自分のなかに定着させていきました。
そしていよいよ模様替えです。
自分の構想に沿った家具や雑貨を通販で探し購入する過程は、今までになくとてもワクワクしていました。
実際に配置すると、ベースとしたウォルナット材の北欧家具と要所で取り入れたラタンの雑貨やローボードの扉が温かみを出していました。
その上、上下左右に点在した観葉植物と、それらを見せるための多灯の照明効果で自然のボタニカルテイストな部屋というコンセプトを表現できました。
特に今回の模様替えで出逢ったお気に入りは、これらの観葉植物の中でもひと際存在感を出してくれている「ビカクシダ」です。
中世の盾のような形のフレームに土台を括り付けて、そこにビカクシダヲ植え付けてから壁面に飾っています。
それが、これだけでボリュームと緑が一気に増し、色々なテイストと合わせられるところがポイントです。
そして今回の模様替えでは、金銭面でも嬉しい変化が起こりました。
今までは気に入った家具を勢いで購入することが多かったので、家に持ち帰った後にサイズを間違えていたことに気が付きました。
また、素材、色味の違いで、元々配置してある家具とマッチせず、部屋全体の印象がチグハグになってしまうことがよくありました。
しかし当初はこれらの原因に気付けず、漠然と何かおかしいとしか認知できていなかったため、またすぐに家具を買いなおして失敗を繰り返す状態でした。が、今ではノウハウを理解できたこういったことがなくなったのです。
少し大人びたテイストに整えたこの部屋で過ごすことにも慣れ始めたので、今度は自分自身が部屋に見合うような所作を身に着けたいと感じてきています。
自室という狭い空間への興味と、ちっぽけな変化に過ぎないかもしれませんが、この出来事は確実に私の内面を大きく変えてくれました。
ぜひあなたも、自室にいる機会が増えたこの時期を利用して、模様替えをしてみてはいかがですか?
無料 プログラミングスクール おすすめ