柴犬は日本の風土に合う全天候型の被毛を持ち、水や汚れを弾きやすい犬種です。
そのため、頻繁なシャンプーは必要ありません。
健康な柴犬の場合、月に1回程度のシャンプーで十分でしょう。
ただし、室内で一緒に暮らしている場合は、臭いや汚れが気になるかもしれません。
その場合は、月に2回までならシャンプーをしても大丈夫です。
シャンプーをするときは、以下の点に注意してください。
シャンプー
シャンプー剤は犬用のものを使いましょう。
人間用のシャンプーは弱酸性で、犬の弱アルカリ性の皮膚に合いません。
石鹸も同様に、犬用のものでないと刺激が強すぎる可能性があります。
シャンプー剤は直接皮膚につけず、泡立ててから毛になじませましょう。
柴犬はダブルコートなので、地肌までしっかり洗うことを心がけてください。
洗い流しは念入りにしましょう。
シャンプー剤が残ってしまうと、皮膚トラブルにつながることもあります。
タオル
乾かすときは、タオルとドライヤーのダブル使いがおすすめです。
タオルは吸収性のよい素材のものを選びましょう。
ドライヤーは犬から20cm以上離して、体が熱くなっていないか手でチェックしながら行ってください。
柴犬はスキンシップを好まない傾向があるので、シャンプーを嫌がることも多いです。その場合は、無理に洗わずに、おやつをかじらせながら身体に触れる練習をしてください。
身体を触られることに対して、柴犬に良いイメージを抱かせることが大切です。
柴犬のシャンプーは、自宅で行うかトリミングサロンに依頼するかは、飼い主さんの判断になります。
トリミングサロンの料金は、地域やサロンによって異なりますが、大体5000円~10000円程度が相場です。
自宅でシャンプーする場合は、犬用シャンプーの価格は1000円~3000円程度です。
柴犬のシャンプーは、適切な頻度と方法で行うことで、被毛や皮膚の健康を保つことができます。
柴犬の特徴や個性を理解して、愛犬に快適なシャンプーをしてあげましょう。